傲慢と善良 辻村 深月

本のこと

すごい本を読んでしまった

辻村深月はこれまで特に好きだったわけではなくて

ドラえもんの映画の脚本を書いた人やんなぁ、って思っていたくらい

職場の友だちに勧められました。「今、すごい話題になってるよ」って


傲慢と善良 (朝日文庫)

読みだしたら止まらない

主人公と婚約者の気持ちがリアル過ぎて解り過ぎて辛い

痛いくらいです

取り立てて暴力的なものもないし、どちらかというと婚約者なんて地味なタイプで

それなのに、ものすごいサスペンスを読んでいるようなまさに「刺さりまくり」


結婚しないと、とういプレッシャー

実際に、結婚しないとどうなるのか

これに対する正解がないからむやみに焦るのだと思うのです

まずは仕事
一人でも生活していけるように

そして、生活
家事全般、もちろん料理も。保険とか貯蓄とか

あとは、趣味や交友関係
これは必要なら

あ、健康は必須

女の子の場合昔は、「結婚してやっていけるように」ってそれ前提に考えてたもんね

花嫁修行的なことやって

あとは必死で相手を見つける?

見つけてあげる?

好きな相手に出会えて、結婚して生活して行くって、なかなか運とか大きくない?「自然な出会い」「よいご縁」なんか非科学的過ぎるから

それに向けて努力することが当たり前になってきているけれど

もしつまずいたら

って考えて、恐怖で今を生きられなくなるのなら

怖すぎる

正解のないことに目を向け過ぎないで

今を生きて

って、言っていいのかな

とにかく、正解がないことに対して焦らせないで欲しい

そこに、「正解がない」ことだけは伝えていこうかな

ニャン子の今年の友チョコ

インフルエンザx2でバタバタと余裕がなく、クッキーになりました

今年も女の子にだけ

小学生の中でも「彼氏」がいる子もいてるらしいけれど

そういうの周りを気にして流されないで欲しいかな

いや、ちょっとは流された方がいいのかな