
ニャン子が14歳になりました
嬉しくて、ちょっとさみしい
のが、最近のお誕生日です
あっという間に中2になって
毎年思うことですが、新学期が始まってすぐにお誕生日が来るねんなぁ
いつもバッタバッタするけど、去年はニャン子が中学入学で、私も職場でチームが変わったばっかりで
色んなプレッシャーと不安の中でとっても大変やった気がする
今年はそこからの続きって感じだから
そんなに色々変わることもないと思っていたのですが
中学生時代をどう過ごすか
やっぱり大きな大きな「クラス替え」というものがあるから
去年のクラスで割と仲良かった子が同じクラスにいるから、だいぶ安心していたのですが
なんか、「新しい人間関係が出来ない」そうなんです
新学期って、休み時間に前のクラスで仲良くしてた子と喋りに行ったりするじゃないですか
でもそれずっとやってると
新しいクラスで人間関係築けないし
そのうち新しいクラスで人間関係が出来上がっちゃう頃、ハタと気付くと一人浮いてたりするんちゃうかなーって
そういう話はニャン子とも、シャーPともよくしてるんですが
ニャン子のクラスの子たち、休み時間になるとほぼ全員
クラスから居なくなって、どっかに喋りに行くそうで
「誰もいなくなるねん」
「ホンマ、そして誰もいなくなった」やで
って言ってます
まだ始まったばっかりやし、そんなもんかも知れないけど
そこで自分からぐいぐい行く気にもならないし
休み時間は一人で本を読んだり、近くの男子と喋ったりしてるらしくて
それはそれで、ちょっと心配です
もっとこうすれば~、とかいうほどでもないし
とにかく、ニャン子が好きにすればいいけど
毎日楽しくないらしく、ととっても疲れているようで
ニャン子は、そこまで無理して仲良くしたいって思うほどの子もいない
って言ってるんですが
そう思うなら、割り切って一人でいるっていう選択肢もアリなのかなって思います
ものすごく共感するし、実際自分はほぼ友だちいなくても楽しく生きてるし
中高時代仲良くしてた子たちって、ホンマに無理して合わせてたし
毎日楽しくなかったなぁと心の底から思うんです
しかも、大人になって、一人が平気になって、むしろ自分は一人が心地いい人間だと悟って
やっと「昔って無理してたなぁ」と思えるようになったくらいだから
今、ニャン子が「一人の方が楽」って言えるのがすごいなって思ったりもするんです
一方で、気の合う友だちの影響ってよくも悪くも大事なんじゃないかなって思うところもあって
自分の知らない世界を教えてくれたり、広げてくれたり
だから、願わくばクラスに気の合う、話しの合う子が一人くらいいて欲しいなって
思います

たまたま読んでたのがこの本で
吉本ばななの言葉に癒されます
やっぱり、吉本ばななサイコーやな
ばななさんほどの人でも、色々なことがあったんやなぁって思えたのもよかった
「振り返ると『この人ちょっと怪しい』と感じていたほうを信じていたらよかったと思います」とか
「秘密というのは人に話したら基本、おしまい」とか
「私は無視や裏切り行為をいきなりしてきた人とは一生つきあいません」とか
☆☆吉本ばなな著 「吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる」より
優しい語り口なのに、言ってることがグサグサと突き刺さります
いくつかは、ニャン子にもおススメして読んでもらいました
「入学した高校で本当に面白いと思う友だちができません。なんとなくうわべだけのつきあいなので気を使って毎日疲れます」というお悩みとか
どれくらい響いたのかは分からないけど
「学校は、赤の他人とどうやったら上手く付き合っていけるかを学ぶところ」って
今、自分が学校という場に二度と関わらなくてよくなって
職場でも一人でいる自由があって
友だちも自分で自由に選べる立場だから言えることかも知れないし
渦中にいる人のしんどさは、同じ環境で苦しんでる人にしか分からないのかも知れないですよね
中学時代ってあっという間に終わるけど
そのとき感じることとか、出会うモノも人もとっても大切だから
親としては色々考えてしまうけど
自分のことを振り返っても、別に何も考えてなかった気がする
学校が荒れすぎてて、もう毎日「生き延びる」のに精一杯で
ホンマにクソやった中高時代
ニャン子とシャーPにはそうなって欲しくないって思っちゃうんですよね
ま、そういうのって子どもにとっては迷惑なだけやから
私は最低限してあげたいことをやれればいいかなって
思っておくとして
よく食べて
よく寝てるか
ちゃんと笑えてるか
だけ、気にしてようと思います