トットちゃん 戦時中

相変わらず、愛らしいトットちゃん
「窓ぎわのトットちゃん」から変わらず、トットが愛らしくて
けれど戦争が色濃くなり、東京の家も焼けて
学校で勉強することもできず、お父さまも出征し
きっと辛いこともたくさんだったやろうなぁ、と思いながら読みました
お嬢様育ちで音大卒のお母さま
お父さまがいなくなって実家にも頼れずだったら、普通没落していくよね
けどさっさと田舎に疎開を決めて
荷物まとめて知人を頼って行動して
このお母さまがすごい
悪い人に騙されることもないし、田舎で住むところを確保して、仕事も見つけて、子どもたちを学校に通わせて
やっぱり子どもって親次第で人生左右されるじゃないですか
トットちゃんのお母さま
商売始めて東京の家を再建しちゃうんです
有吉佐和子 「非色」の笑子
トットちゃん東京に戻って、香蘭女学校高等科に入学するんです
卒業して女優を目指すけれどこれって、非色の笑子と同じ時代ですよね
と気づいて、背筋が寒くなりました
トットちゃん、やっぱりお嬢さまだから
お父さまがいない環境でもやっぱり不自由なく暮らしているじゃないですか
それに引き換え
やっぱり「持ってる人」と「持っていない人」の差がここにも
夢を目指して努力とか以前に、笑子の場合生きていくだけで精一杯だから
親ができること、できないこと
生まれた環境で人生変わるのは、今の時代も同じですよね
例えば中学受験したいって子どもが言ったとしても「うちは無理」ってソッコーで却下されたお友だちがいたり
けどトットちゃんのお母さまみたいに、できることは何でもあるはず
端から無理って思わないである程度切り拓いて行きたいなと思った夏
シャーPの歯列矯正のお代金が、396,000円(支払済)
ガス給湯器の買い替えが、180,000円(支払済)
年末恒例の、実家の母との温泉旅行が一人75,000円(これから)
中一の夏休みにニャン子と海外へって思っていたけれど
なかなか厳しい現実です。お金出ていくばっかりで
けどここであきらめないのが自分だから
夏休みは無理だけど
ちょっと時期をずらして
