小さないじわるを消すだけで よしもとばなな

本のこと

つらい気持ちを思い出したら

昔むかーしにあった、イヤなこと。

もう、忘れていたと思っていても、思い出すよね

何年経っても。


自分の心が、未だに傷ついて、癒されていないことに、一番ショックを受けて

何重にも、辛くなります。


そんなときに、たまたま読んで、その言葉の優しさと、気持ちの清らかさと、強さに慰められたんです。


ばななさんのお父様と、その母親との関係。

手を握られて、いやな気持になってしまう

辛いなぁ…と思いながら、読みました。


そして、ばななさんとお父様との関係。50年かけて、お父様の辛い気持ちを克服されるのです

私も、慰められました。

勇気を貰えるというか、心が癒されます。

この本、買おうかな。


小さないじわるを消すだけで (幻冬舎単行本)



正す手段が存在しているならば

「インド仏教の言葉に、このようなものがあります…」で紹介されている、言葉。


「正す手段が存在しているならば、何も心配することなく、正す努力をすればいい。

しかしその問題に対して、何も手段がなければ、やはりそれ以上心配しても全く無意味である」

~小さないじわるを消すだけで ダライ・ラマ14世xよしもとばなな著より~



今、自分ではどうにもならないことって、諦めるしかないよね、って、ちょうど職場の同僚に対して考えていて、

もう、努力することを止めて、久しいのですが、

考えること自体、全くの無駄なんやなぁと、

しみじみ、思いました。



これは、有名な「ラインホールド・ニーバーの祈り」とも、共通していますよね。


先月、たまたま実家に帰ってみつけた、「キッチン」

大好きだった、よしもとばなな。

たまたま、すずひちゃんがブログで紹介していたこの本

なんか、偶然やけど、とっても不思議に癒されて。


3月、4月と、自分の職場でも、子どもたちの学校でも色んな変化がありそうですが、

不安に押しつぶされずに、しっかり立っていられそうです。