
読んでよかったもう一冊
初めにこっちの本を読んで、もう全然ダメだったから
「13歳からの経営の教科書 「ビジネス」と「生き抜く力」を学べる青春物語」
いい本やとは思うけど、面白くなくて
書いてることはとても大事なことだし、13歳でこういうことを知っておくことも必要って解る
これ、子どもが読んだら面白いのかな
ということは置いといて、なんか学校で勧められて無理して読む本みたいでした
いや、いい本なんですけど
それで、もう一冊、読むかどうか迷ったのですが
せっかくなので読んでみたのがこちら
岩尾さんの経歴からして、こんなに明るい人だとは思ってなかった
その人柄が出ているからか、とても読みやすい
そして、参照文献がすごくて、筆者が大変な勉強家で、いかに知識が豊富で
伝えたいことに溢れているのかが伝わってくるから
読んでる方は多くのことを吸収できるのだと思う
この本、全体の中のいくつかの章だけでも十分成り立つくらいの情報量だと思うのです
よくこれだけの分野における「経営、経営的観点、経営的考え方」について掘り下げたなって
思います
本質を見誤るということ
ニャン子の勉強を見ていて、「勉強すること」について
色んな本を読んで、自分の経験も振り返って
たくさん考えて思ったのが
世の中の大半の人が「勉強していると思っていること」は「単なる作業」なのではないか
ということ
麹町中校長だった工藤勇一さんの本を読んで
中学校の定期テストの意味とか、そもそもペーパーテストで点数を採ることの意味とか
どうして宿題を出すのかについて初めて色々考えて
どうして同じような授業を受けているのに、理解出来ていない子がいるのか
どうして同じように塾に通っているのに、成績が上がらない子がいるのか
納得したんです
目的を見失ったままやらされてると、全ては作業になるんやな
って思ったことがあって
それと同じことが言いたいんじゃないかって、この本を読んで思いました
ちょっと前にてんぷらを食べながら思ったことがあったのですが
愚痴を言うっていうことを考えても
その状況を改善したいのか
単に嫌いな相手を貶めたいのか(悪口で盛り上がって)
によって、聞いてる方の捉え方も変わると思う
その状況を改善して、愚痴を言わなくていい状況になればいいと思っている私と
改善することはあんまり考えてなくて、単に悪口を言いたいだけの先輩
このギャップがあるから、私は先輩に愚痴が意味のない作業(ランチに行くたびに出てくるお約束の話題)に感じちゃうんやろうなって思いました
メンタルが落ち切ったときにこそ
先週は最悪で
ちょっと前から集中力があんまり続かなくて、頭が働かないと思っていたのですが
「絶対にミスをしてはいけない相手」の案件でミスをしてしまい
いつも慎重に慎重に、注意を払っていたのに
なんでこうなったのか、悶々と毎日考えてしまう(今で4日め)
そして「この仕事向いてない」って思ってしまう
若い頃なら「いつか違う仕事(もっと楽しいやつ)に就くんだ」
って逃げ道があったから前向きになれたけど
今の職場にずっといるって決めてるから
ずっと居たいし、ずっと居続けるのが一番楽って思っているから
今 とても辛いんです
そして思ったこと
今の職場でやっている仕事は
別に自分のやりたいことじゃなくて
単に、一番効率よく、楽で、イヤなことが少なくて
「お金が稼げるから」
職場の人に嫌われてるってしんどいけど
その目的がブレることはないなら
そんな問題ないよねって
そして
イヤなら別のことすればいいから
もっと楽しいことをやろうと思ってて
趣味とかじゃなくて、いつかまた別の仕事がしたい
ここで終わりって決めなくてもいいんじゃないかなーって
思ったんです
さて、今の自分には何もないわけじゃなくて
好きなことも、やりたいこともあるやん
まだ知らない世界があるって信じて
毎日、愚直にやっていけばいいやん
一発逆転狙うとか
相手が消えることをひたすら願うとか
そういうのばっかり考えるのは終わりにして
ちょっとずつ元気を出そうと思います